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2006年9月12日 (火)

恋鎖


 日中仕事。

 夕方、西條さんより電話。今月は融解座の上映会に足を運べなかったのだが(翌日から伊香保行きだったため)、その際に上映した西條さんの旧作『そして、一人きり』のビデオをいただけることになったのです。ということで受け取るために下北沢へ。ビデオを受け取り、西條さんと共にシネマアートン下北沢へ。なぜなら現在、西條さんの監督最新作『恋鎖』がレイトショー上映中なのです。以前試写で観させてもらい、レビューを旅シネにアップしてるのですが、せっかくなので今回は監督本人からチケットを購入しての鑑賞。旅シネで書いたことの繰り返しになるけど、本作はもともと自主制作の作品なのですが、しかしそれが高く評価された結果、そのまま劇場公開されることになったのです。試写の際はどのような原稿にするかといったことを考えながらだったのですが、今回は素直に一観客として邪念を捨てての鑑賞。もちろん試写の段階で面白かったから旅シネであのような原稿を書いたわけですが、原稿がどうこうとか考えないで改めて観てやっぱり面白い。知人だからこその贔屓目とかいうことではなく、細部のちょっとした演出とか神経行き届いてるなあと感心どころか圧倒されます。これまでの蓄積による技術面での凄さで見せてるところもあると思うんだけど、お話面でも「この人はこういう方向に着地して欲しい」というところへ各キャラクターがそれぞれきちんと到達してくれて心地良く(予想どおりの結末、という意味ではない)、単に演出が上手いだけじゃない映画作りのセンスの良さが感じられます(上手いけど不快な映画ってのも世の中には沢山ある)。あと、やっぱり今回も妹役の女優さん(石川美帆さん)が好みだな、と再確認。西條さんは機会があったら僕にこの方を紹介してみるといいと思います。なお、『恋鎖』は今月22日までシネマアートン下北沢にてレイトショー公開中。DVDになったら観ようなんて思ってる人もいるかもしれないが、もともと自主映画なだけにDVD化の予定は現在ないと思われ、今回を逃すと次にいつ観る機会があるかはわからない(DV撮影のDV上映なのでフィルム映写機しかない大半の劇場では上映できない)ので、とにかく今のうちに足を運びましょう。特に自主映画を作ってる人、作りたい人は学べるところが非常に多いはず。監督も連日劇場に控えてます(図々しく声をかけろという意味ではない)。『そして、一人きり』も近日中に観ます。
『恋鎖』公式サイト

 吉祥寺で飯食って帰宅。以後朝まで寝付けず。

11:59 午後 日記, 映画 | | コメント (0) | トラックバック (0)

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