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2000年11月 1日 (水)

ミート・ザ・フィーブル/ウチハソバヤジャナイ/黄犬本

黄犬本

『ミート・ザ・フィーブル 怒りのヒポポタマス』
 全部あやつり人形によるスプラッタームービーと思ってたら主人公含むメインキャラの数体が着ぐるみだったのがちょっとがっかり。しかしあとはかなり悪趣味で、これより後に撮られる『ブレインデッド』ほどではないけどああいうばからしい描写が沢山あって実に楽しい映画でした。ラストのその後の彼らがまた馬鹿らしくて素敵。もっとキレをよくすることが出来るとは思うけどね。
ナイロン100℃『ウチハソバヤジャナイverion 100℃』
 これは『薔薇と大砲』とは異なり、私が以前劇場で観たタイプの躁状態のもの。これはこれで楽しいんだけど、躁状態だからクライマックスでやっちゃああんまりよくないちょっとシリアスな場面があったりして俺はこういうタイプでのそれはパロディでしかやっちゃあ駄目な気がしてちょっと興ざめな気もするがそれ自体がパロディだったりするのかもしれない。本作中に一人がある物語を語ってそれを背後で演じるというのがあって、話者が次々と話をおかしな方向へ進めるというギャグがあって、この話者を清水宏が演じているからなのかそういえば山の手事情社って毎回こういうギャグやってたような気がするなあと思い出した。(シアターテレビジョン)
四方田犬彦『黄犬本 papers'89〜'90』
 タイトルにある時期に著者がSPA!に連載していたコラムと同時期にいろんな雑誌に書いたコラムをまとめたもの。バンコクはカオサンの古本屋で帰国前日にみつけて、結構値がはったので購入を迷ったのだがこの著者の本はちょっと古くなるとまったく目にすることがなくなるので思い切って買ったもの。ちなみにこれの後を受けるかたちの『赤犬本』も同時購入。そっちはまだ読書中。これはまあ『星とともに走る』のもうちょっと作品一つ一つについて具体的に書かれたものと考えていいだろう。相変わらず大変刺激的で面白い批評である。しかしやはり問題は批評ばっかり読んでるんじゃなくて作品そのものを読むべきだということだ。

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